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P-19 ソリューション&ストラテジー

Allen Messerli 氏
Messerli Enterprise Systems, LLC
(元3M Director, Enterprise Information Management) |

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3Mにおける在職中の経験、およびその後の400社以上に対するコンサルティングの経験から、エンタープライズ・データウェアハウス(EDW)がビジネスを改革し、収益改善に大きく貢献している事例を数多く見てきました。このような経験を元に、「製造業におけるEDWがもたらす価値」について紹介します。
EDWは、様々なデータソースのデータを統合、一元化した1つのスケーラブルなデータウェアハウス・プラットフォームで、すべての社員、顧客およびパートナーに生きた情報を提供します。たとえば、3Mの場合は800以上ものソースから発生レベルのデータがリアルタイムもしくは日次バッチでEDWに格納され、社内3,000名のユーザーおよび社外のユーザーがそのデータを業務で活用しています。活用の範囲は、生産性の改善、品質/保証、商品化、財務/販売/マーケティングなどと連携した総合的な計画の立案、製品ラインの合理化、サプライチェーンの最適化、マーケティングでの活用、財務コストの削減など全ビジネス領域に及び、業務や経営の改善に貢献するとともにビジネスの改革にも大いに貢献しています。
企業の合併・買収においても、相手企業のデータをEDWにマッピングするだけで、業務プロセスに支障をきたすこと無く迅速かつ効果的なデータ統合ができました。このほかにも、顧客ごとの製品・注文・価格などのドリルダウン分析、インターネットを利用したオンデマンド・カタログの作成、SOXよりも厳しい要件を満たす財務報告書の作成、RFIDないしはバーコードのシリアルナンバーに基づく商品の追跡などがEDWによって実現されています。
3Mでは10年ほど前からEDWを導入していますが、その結果ここ5年間だけでも株価の時価総額が倍以上になるなどの大きな成果を挙げています。最後に、EDWを活用している世界トップクラスの製造企業の純利益が、10年間で大幅に伸びていることをお伝えしておきましょう。 |