国内最大級のデータウェアハウス・コンファレンス Teradata Universe Tokyo 2005
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講演レポート
データマート統合−その理論と成功事例のご紹介−
 ビジネスの競争力強化のため、データウェアハウスの活用が一層重要になる中、企業のシステムではデータ分散や整合性の欠如などの課題を抱えたままデータマートが増加し、新たなデータ要件の発生に対応できない課題を抱えています。
 Teradataでは、従来からエンタープライズ・データウェアハウス(EDW)の構築において「データマート統合」を提唱していますが、その目的はビジネスの要因とテクノロジーの要因の双方を満足させ、"Single Version of the Truth"(唯一の真実)を実現するものと考えます。データマート統合がもたらす本当の価値は、全社レベルでデータを活用することによるビジネス上の収益と、新規ビジネスへの対応力のあるインフラを作ることにあるといえます。
 米国のある大手グローサリーリテイラーの例では、データマートが増え続けた結果、データ変換のプロセスが複雑になり、データも分断して維持管理コストも増大する状態でしたが、TeradataのEDWアーキテクチャと正規化されたエンタープライズ・データモデルを活用することで、新たなカスタマイズにも柔軟に提供できるようになりました。また、投資対効果を定量的に評価するビジネスインパクトモデルによるレポートやKPIを用いて統合を成功に導きました。
 データマート統合における成功のポイントは、プロジェクト開始前の目標設定と、統合対象を選択した優先順位の決定、そして測定可能なROI目標を定めて各部門との合意を取ることです。データウェアハウスは技術的課題ではなくビジネス課題を解決するものであり、スケーラブルなインフラを選択することが重要と考えます。
椎名 みち子
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