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北陸コカ・コーラボトリングでは、富山、石川、福井、長野の4県で、小売店卸しと、自動販売機を設置して直接管理するフルサービス(FC)の2つの販売形態をとっています。日本の清涼飲料産業におけるここ数年の伸び率は1%程度の状況が続き、自販機市場もすでに飽和状態になる中、当社では自販機への積極的なIT導入を検討しました。
最初に、自販機のデータをハンドヘルドコンピュータによって収集しDWHに蓄積するオフライン方式の「FS支援システム」を構築。これまで営業スタッフがカンと経験で行ってきた売れ筋商品の品ぞろえや効率的な補充活動などに活用することで、年間10億円の収益改善がなされました。
しかし、オフライン方式も営業スタッフの訪問間隔によってデータ鮮度に限界を生じるため、ネットワーク網を利用したオンライン方式システムを開発。オフライン方式に加えて、一定時間毎のデータ収集や自動的にセンターへ通知する機能を持たせています。この自販機マーケットの売り場管理システムである「コラムコントロールシステム(CCS)」を導入したシステム全体を「新FS顧客支援システム」とし、貴重なPOSデータをSCMの戦略的情報に活用しています。
4カ月間のパイロットテストで検証した新システム活用の効果は、販売実績が9%アップ、オペレーションコストも42%削減でき、全社展開を想定した場合、コスト削減と売上増加で合計7億円もの効果が見込めるものでした。今後は、新FS顧客支援システムをベースに、自販機マーケットを可視化できるアクティブDWHを活用することで、全社レベルでの情報と知識の共有化を目指す予定です。 |
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