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3月11日(木)、12日(金)の2日間にわたり、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて開催致しました 『Teradata Universe Tokyo 2004』 は、1,200名以上の参加者にご来場いただき、大盛況のうちに終了致しました。今回のイベントは 『Driving Value Today -シングルビューが導くビジネスの未来』 と題し、企業内に蓄積されたデータを一元的に統合化し、企業の経営層から現場の担当者までのタイムリーで適切な意思決定の実現を支援するTeradataを、ゼネラル・セッション、ブレイクアウト・セッション、展示会によりご紹介致しました。
ゼネラル・セッションでは中谷巌氏、喜連川優氏にご講演頂き、ブレイクアウト・セッションでは32の講演を行い、国内外のTeradataユーザーによる導入事例やTeradataの最新情報を展開致しました。 |
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また、会場内にはNCRとビジネスパートナー10社による展示コーナー “Teradata Planets”を設け、Teradataに関する最新のソリューション展示、実演を行いました。プレゼンテーションステージでは、デモを交えたプレゼンテーションを行い、多くのお客様にご参加いただきました。
今回のイベントでご紹介いたしました様々なTeradataのデータ活用事例や最新情報が、今後皆様のビジネス課題解決のお役に立てば幸いです。多数の皆様にご来場頂き誠に有難うございました。 |
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中谷氏はまず、経済学者としての観点から、ビジネスにおける変わらぬ成功の本質を語った。いつの時代でもそうだが、競争に勝ち残る企業とは、顧客がどこにいて何をいつどのようなタイミングで欲しているかを正確に把握し、顧客の需要を充足できる企業である。需要と供給をいかに正確にマッチングできるかが勝負の決め手になるということだ。現代企業にとって、それを実現する最大の手段がITだ。いままで以上に低いコストで、正確に顧客の状況を把握できるというのがその利点だ。
ITに関するもう一つの重要なポイントは、「形式知」情報の処理をできるかぎり効率化することで、真の顧客価値をもたらす「暗黙知」を創造できるようにすることだ。IT革命の本質は、情報処理という雑用から人間を解放することにある。そのためには形式知重視から暗黙知重視への転換が必要だ。古くは形式知だけでビジネスが成り立った。それを同氏は、早馬で戦況を知り、売れる商品を品ぞろえしたロスチャイルド家のエピソードで解説した。
だが、今や海の向こうの松井選手やイチロー選手の活躍はインターネットでリアルタイムで伝えられる時代。タイムギャップでお金を儲けることはできない。重要なのは、ヒットを打ったという「形式知」情報を追いかけるのではなく、彼らがなぜヒットを打ち続けることができるかといった「暗黙知」を分析したり、創造したりすることだ。
ここで中谷氏は、企業における暗黙知の創造の例をいくつか挙げた。新製品を次々開発すること、顧客に求められたときに商品をタイムリーに届けること、なかなか味わえない感動価値の提供することなど。そうした暗黙知の創造を実践している先進的な企業の例として、同氏はデルとアスクルを挙げて紹介し、次のように締めくくった。
「これからの企業は、『形式知』については徹底したITインフラを整備し、そこから上がってきたデータを時間をかけて分析することが重要。どのような『暗黙知』を創造したいのか議論を尽くした上で戦略的なITシステムを構築し、そこで『暗黙知』の創造に全力を注ぐべきだ」 |
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Teradata Universe Tokyo 2004 を締めくくるクロージングセッションには、東京大学 生産技術研究所の喜連川(きつれがわ)教授が登場した。
冒頭、同氏はこのコンファレンスに登壇した理由について、Teradata の Neches 博士に親しみを覚えているからだと説明した。「同時代に米国と日本で
並列コンピュータを研究してきた科学者同士であり、刺激を受けてきました。Teardata は、この分野でつねに先進的な成果を生み出してきました」と評価する。
同氏はカリフォルニア大学バークレイ校の調査プロジェクト“How Much Information? 2003”の調査結果を基に、データが指数関数的に増加していると指摘した。
「米国では、このようなデータの増大を日本語の津波を用いて“Information TUNAMI”と表現し、この課題に対する解決をグランドチャレンジとして取り組んでいます」と語った。
今後は、ストリーミングデータの急激な増加も予想され、ストリーミングデータをいかに扱うかも課題になるという。
情報津波時代は「データが主役」になると同氏は見る。従来、ストレージは単なるデータの保管箱と見なされてきた。しかし、TPC によれば、システムコストの内、
ストレージのコストは 60%〜70%を占めるに至っており、情報システムにおいてデータがいかに重要な役割を果たすかを裏付けているとも言える。
「これからは NCR のマシンは SQL 高速実行エンジンと位置づけるだけではなく、サーバとストレージ一体でメンテナビリティやアベイラビリティなどが高められた、
高機能なストレージと見なされるようになるでしょう」と述べる。
「ストレージの格納コストを気にする時代は終わり、とりあえずデータを格納しておき、それをいかに戦略的に活用できるかに重点が置かれる時代になるでしょう」と分析する同氏。
「ストレージの低廉化はシステム構成を大きく変えようとしており、例えば、マテリアライズド・ビュー、すなわち Join Index のような実体化されたビューを持つことにより、ストレージ空間で性能を稼げるようになります。大規模データを自在に操作可能なプラットフォームへの期待は益々大きくなるでしょう」と指摘した。
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