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青森銀行は、青森市に本店を構える地方銀行。県内を中心に111カ店の営業店舗を擁し、総預金は1兆9,808億円、貸出金は1兆3,351億円と地方銀行としては中堅規模に属している。
昨今、金融機関をとりまく環境は厳しさを増している。もはやボリューム増加による収益増加が望めない今日、コスト管理やリスク管理を強化した高品質でバランスの取れた営業展開が必要との考えから、新収益管理システムの導入を決定した。
プロジェクトリーダーを務めた杉山氏は新収益管理システムの特徴を、「すべてをTeradataという統一環境下で構築したこと」「財務会計と管理会計を一致させたこと」「口座明細単位での収益把握が可能であること」「行内のすべての部門での活用が可能なこと」の4つにあると語り、その利用状況について言及した。
まず営業店では、顧客別採算実績管理に利用されている。これは顧客ごとの資金利益や手数料収入などの役務利益の合計、活動基準原価計算法で算出した経費、信用コストが一覧として表示できるというもの。コストを控除した後の利益が一目で把握可能だ。
一方、管理部門では、新収益管理システムで得た部門別収益状況を、IR用資料として決算説明会で発表した。個人部門、法人部門、公共部門、市場部門といったセグメント別に資金利益、経費、信用コスト、コスト控除後利益をグラフで一覧表示し、同行の営業活動を透過的に示すことができた。
杉山氏はTeradataのデータ更新速度や検索レスポンスについて「迅速で満足している」と述べると共に、今後は収益を重視した業績評価体系を確立したい考えだ。そして、顧客別採算に基づく営業戦略の実践を推し進め、同行のあらゆる部門が自ら考えて行動に移していくためのツールとして活用していきたいと抱負を語った。 |
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