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東邦銀行は、2003年9月に勘定系システムを富士通製のパッケージ“PROBANK”に刷新し、システムの開発運用をアウトソーシングした。同行はTeradataを戦略系システムに採用しており、現行の4855serverは3世代目となる。吉田氏は同行のシステム戦略の基本方針を「システム刷新にあたって、勘定系は安全性と確実性を最優先に、情報系は自由度を最優先としました。勘定処理と意思決定支援とのバランスを重視したのです。」と述べる。
勘定系パッケージPROBANKを採用したことにより、同行は共同事業会社へのアウトソーシングに踏み切った。そして、システムは、勘定系のPROBANK-DWHおよびサブシステムのデータがTeradataに取り込まれ、支店やコンビニATMなどのチャネルや業務サブシステムとも連携されるように構築した。
「基幹システムのスリム化を実現するため、ホスト内のサブシステムはTeradataを使用して外出しするようにしました。」(土田氏)
勘定系の共同化(アウトソーシング)になじまない業務システムをTeradataに移行。土田氏は「とにかくTeradataと連携できるようにすることを第一の要件としました。」と振り返る。業務サブシステムに投入したデータは、必ずTeradataに入れるようにしたという。現在では、2テラバイトの業務サブシステムのデータがTeradata上で運用されている。
土田氏は、Teradataを「従来、帳票に対する要望が最も多かったのですが、ゼロ件になりました。一方でデータに関する要望が非常に多くなりました。」と評価する。Teradataは、PROBANK移行作業にも活用された。開発作業では新旧プログラムのデータ検証に、また移行作業では新旧ホストの移行データの検証にTeradataを用いた。
「バッチの検証はTeradataからスタートしました。」(土田氏)。同行のシステム部は、共同化によって60人から30人へとスリム化に成功した。 |
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